ホワイトハウスは元々、白くないって本当?
アメリカ大統領官邸である、かの有名なホワイトハウス。
皆さんのイメージの中にあるホワイトハウスは、名前の通り真っ白な建物ですよね?
しかし、このホワイトハウスは元々、白い建物ではなかったとご存知でしょうか?

その理由は一度、建て替えているから
実は、このホワイトハウスは、1800年に完成しています。
この頃の大統領は、初代大統領であるジョージ・ワシントンの後を受け継いだ、2代目大統領のジョン・アダムズでした。
(余談ですが、このアダムズはワシントンの副大統領でした)
この頃のアメリカは合衆国として成長途上で、外交問題が増え始めていた時期です。
1799年にフランスとの海戦があったり、1801年には開運の利益を保護するために第一次バーバリ戦争を闘っています。
そんな中、1812年に米英戦争が勃発し、ホワイトハウスは1814年に焼き討ちにあってしまい、大部分を焼失してしまいました。
この改装時に、焼けた部分を白く塗りつぶしていき、現在のような真っ白な外観になりました。
こうして真っ白な外観になったホワイトハウスですが、実はその当時、まだ『ホワイトハウス』とは呼ばれていませんでした。
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ホワイトハウスという呼び名はもっと後で・・・
最初に呼び始めたのは、第26代大統領のセオドア・ルーズベルト(1901年~1909年、第25代・第26代の二期務めた)からだと言われています。
もし、戦争で焼け落ちていなければ、ホワイトハウスという名前にはなっていなかったかもしれませんね。
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