マクドナルドが3億円払ったクレーマーの真実

訴訟大国アメリカでは、何でも裁判にしてしまうイメージがありますよね。

そんなイメージを決定づけたのが世界的に有名になった、

『熱すぎるコーヒーでヤケドしたと訴え、64万ドル(当時のレートで約3億円)を手に入れたステラおばあさん』

の件です。

しかし、この裁判、実情は私たちが思っているのとは少し違います。

 

ステラおばあさんは自分のミスを認めていた

マクドナルド
By: Mike Mozart

事の発端は1992年2月に遡ります。

ニューメキシコ州アルバカーキにあるマクドナルドのドライブスルーで、ステラ・リーベック(当時79歳)は買ったコーヒーをこぼしてヤケドを負ってしまいます。

 

彼女はコーヒーが熱すぎるからヤケドをしたと、マクドナルド側にクレームをつけました。

「それは自己責任ではないのか」「そんなことくらいで」と思われるかもしれませんが、彼女は最初から悪質なクレーマーだったわけではありません。

というのも、当初彼女は、コーヒーをこぼしたのが自分のミスであると認めた上で、ヤケドの治療費の一部と、今後コーヒーの温度を下げてほしいという要求をしただけだったのです。

 

しかし、マクドナルド側はこの要求を拒否します。

ステラおばあさんは、「それなら」ということで高額の賠償金を求めて裁判をすることに決めました。

つまり、店側が最初の要求に対して、にべもなく拒否したことが、彼女のそうさせてしまったとも言えます。

 

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実際のマクドナルドとの裁判ではどうなった?

実際の裁判では、

  • 過去に同様のクレームがあったこと
  • コーヒーの温度が高いのに店員が注意を促さなかったこと

などが指摘され、結果としてステラおばあさんい64万ドル(当時のレートで約3億円)の支払いを命じる判決が出されました。

 

これが事件のおおよそのいきさつなのですが、

「マクドナルドにクレームをつけて3億円をゲット」

という面白くキャッチ―なフレーズが拾われたせいで、世界にトンデモ裁判として知れ渡ってしまったということです。

 

 

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