直木賞の名前となった作家・直木三十五の筆名の意味

毎年、2回発表がある、有名な小説の賞といえば、芥川賞・直木賞です。

2015年、芸人の又吉さんが芥川賞をとったことで注目されましたよね。

 

芥川賞の名前の基になったのは、『地獄変』や『芋粥』、『杜子春』などで有名な作家の芥川龍之介ですが、直木賞の名前の基となった作家はさほど有名ではないかもしれません。

直木賞の基となったのは直木三十五という作家なのですが、ちょっと不思議な名前だと思いませんか?

どういう経緯でつけた筆名なのか見てみましょう。

 

直木三十五という名前はこうやってできた

日本語の本
By: Penn Japanese Collection

『直木三十五』という名前は、

  • 苗字の直木は彼の本名である『植木』の字を分解したもの
  • 名前の三十五は、当初自身が31歳になったときに『三十一』という名前にしたもの
  • 三十一から年を重ねるごとに『三十二』『三十三』と改名していき、最終的に三十五で落ち着いた
  • ちなみに三十四は使用していない
  • 本人は三十四を使う気だったが、編集者に三十三と間違われたのを訂正せず、そのまま三十三を使った

という経緯があったようです。

 

これだけしょっちゅう名前を変えると、周囲も色々と大変だったと容易に想像できますね。

 

作家として活躍した直木でしたが、43歳という若さでこの世を去ります。

その翌年、彼の業績を称え、友人の菊池寛が『直木賞』を設立しました。

 

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