体脂肪の計測方法、仕組みはどうなっている?
テレビやニュースを見ていると、頻繁に目にするのが『体脂肪率』という指標です。
これは体内にある脂肪の割合のことで、肥満のバロメーターとして気にかけている人も多いことでしょう。
ところで、体脂肪率を測る機械というと、体重計に機能が備わっているものや、両手で握って測定するものが定番です。
これらの機械はどんな仕組みになっているのでしょうか?
体脂肪計の仕組みはこうなっている

実は体脂肪計は、体内に微弱な電流を流して体脂肪率を測っています。
電気は、水分を多く含む筋肉を通ることができます。
しかし、水分の少ない脂肪は通ることができません。
この性質を利用して、体内にどれだけ電気の通り抜けない部分があるか(=電気抵抗値)を計測しているのです。
ただし、体内の水分や電気の流れ方は一定ではありません。
つまり、体脂肪率も変動が大きいというところに要注意です。
たとえば、運動後や入浴後は汗をかいていて体内の水分が少なくなっていますよね。
そういう場合、電気抵抗値は実際より高めになることがあります。
毎日きちんと測定するのでしたら、条件を同じにすることが必要不可欠です。
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