紙幣の歴史は中国から始まった
生活に欠かせないものはいくつもありますが、現代社会で生きるために欠かせないものがお金です。
お金には硬貨と紙幣がありますが、たまにデザインが大きく変わるのは紙幣ですよね。
ここでは、紙幣の歴史に目を向けてみましょう。
紙幣の歴史・起源は中国から

世界で最初に紙幣が登場したのは、中国の宋の時代(960年 – 1279年)のことです。
それまで紙幣価値の異なる銅銭と鉄銭で商売していましたが、それではやりづらいために、一律の価値を持つ紙幣(交子)が作られました。
日本国内では1600年頃にできた『山田羽書』(はがき)が最初の紙幣でした。
重くかさばる効果の代わりに、預かり手形として使われていたのが始まりです。
宋の交子に次いで古い紙幣とされています。
江戸時代に入ると、藩ごとに作られる『藩札』が登場します。
そして、日本全国共通の紙幣が登場したのは1868年のことで、時代が江戸から明治に移ったときのことです。
長い歴史でさまざまな変化を遂げた紙幣ですが、使うだけではなく、たまにはその歴史を振り返ってみるのも面白いかもしれません。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません