アラビア数字はアラビア生まれではない
私たちの生活にもなじみ深い1、2、3のようなアラビア数字。
日本語では算用数字と言いますが、アラビア数字という呼び方も一般的ですよね。
ところが、この数字がアラビアうまれではないことをご存知でしょうか?
アラビア数字はどこで生まれた?

アラビア数字という名前だから当然アラビア生まれかというと、そうではありません。
実はこのアラビア数字はインド生まれなのです。
インドは紀元前3,000年前のインダス文明から数に関する証拠が見つかっているくらい数字については歴史の長い国です。
10進法に基づいた天秤がかなり古い遺跡から発見されたり、物差しにあたる道具も発見されるなどしています。
そのインドで発明された数字が、北アフリカ⇒スペインを経由して、ヨーロッパに伝えられました。
アラビア数字という名前はローマ数字に対応してヨーロッパの人たちがつけたものだとされています。
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